<滲出性中耳炎>とは、子供の場合急性中耳炎の後に中耳に貯留液がたまって起こる病気です。
滲出性中耳炎を原因とし、耳が聞こえにくくなっていても『聞こえにくい』と表現する事が子供は上手ではありません。
特に急性中耳炎にかかったことのある子供には、周りの大人が気をつけて、難聴のサインに気づくようにして下さい。
急性中耳炎の後、滲出性中耳炎を起こすことがよくあるからです。
Posted by banrai | 2008年5月 4日 15:55 | パーマリンク
急性中耳炎の炎症とは、中耳から耳管に及び耳管の粘膜が赤くなり腫れてきます。
健康な場合、耳管が開き中耳に入った空気は満たされており、外耳道から見た鼓膜の色もきれいな乳白色をしています。
しかし、急性中耳炎の影響で粘膜が腫れて耳管が詰まると、空気の通り道をふさがれ中耳に入らなくなってしまいます。
それにより、中耳内の気圧が低下すると粘膜の血管から滲出液が滲み出して中耳に溜まります。
この貯留液には粘膜から分泌された粘液なども混じっている為、あめ色に見えます。
鼓膜も中耳側にへこんでしまうのです。
Posted by banrai | 2008年5月 4日 15:55 | パーマリンク
<難聴>が主な症状となる滲出性中耳炎です。
急性中耳炎のような、痛みや発熱などの症状は起こりません。
中耳に貯留液がたまることで鼓膜が振動しにくく、音の振動が伝わりにくくなる為に難聴が起こるのです。
声をかけても振り向かなかったり、テレビの音量を上げたり、何度も聞き返すようであれば、注意が必要です。
特に、最近急性中耳炎を発症したことがあれば、難聴のサインは見逃さないように周囲の大人が気をつけて下さい。
滲出性中耳炎による難聴で、不活発になる子供もいます。
気になる様子に気づいた時は、耳鼻咽喉科で聴力検査を受けると良いでしょう。
Posted by banrai | 2008年5月 4日 15:54 | パーマリンク
滲出性中耳炎で受診した子供の年齢別患者数を見ると、ピークは3歳との結果が出ており、その後年齢が上がるのに伴い滲出性中耳炎患者は減少していきます。
10歳以降になると発症は非常に少なくなります。
3歳児検診や小学校入学前に実施される就学時健診、あるいは幼稚園、小学校の健康診断などで難聴の疑いがあることを告げられることもあります。
その場合でも、耳鼻咽喉科で必ず受診をすることが大切です。
Posted by banrai | 2008年5月 4日 15:53 | パーマリンク
子供に発症しやすい滲出性中耳炎
滲出性中耳炎の発症は6?7歳ぐらいまでの子供にとても多いのです。
症状が長引き、10歳ぐらいまで続く場合もあります。
子供は免疫の働きが弱く、急性中耳炎が完治せずに長引くことが多い為、滲出性中耳炎の発症も子供に起こりやすいのです。
リンパ組織の<アデノイド>が耳管の喉側の開口部をふさぐように存在している上咽頭、子供はこのようになっている為、空気が耳管へと入りにくくなっており滲出性中耳炎を引き起こす原因につながっています。
しかし、アデノイドは成長し大人になると縮小していきます。
Posted by banrai | 2008年5月 4日 15:53 | パーマリンク